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こんにゃくに旬があるって知っていましたか?

私は知りませんでした。

こんにゃくがこんにゃく芋から作られることは、知っていたんです。

でも、一年中スーパーでみかけるその姿に、こんにゃくにだって旬があることをすっかり失念していました。

今回調べて初めて知ったところによると、こんにゃくの旬は冬、11月から3月くらいまでだそうです。

とはいっても、都会に住んでいると、普段、こんにゃく芋自体をみることが無いため、やっぱり季節はピンときません。

しかし、こんにゃく芋の季節はわからなくても、こんにゃく自体は冬の食べ物。

そんな気がしません?

何故かというと、普段からこんにゃくは味が染みたのが最高!!!って思ってるんですが、昨今の日本の夏は暑すぎて、そんなこんにゃくに味が染みるほど長く台所で火を使っていられないからです。

もうとにかく炊事は時短第一!そんな夏が過ぎた後、秋になって室内の暑さもやわらぎ、冬が近づいてようやく、なんかじっくり煮込んだものが食べたいなという気になって、お腹とお部屋があったまる煮込みをいそいそと作り始めます。

今回は、そんな、冬に食べたくなる味の染みたこんにゃくレシピをご紹介します。

味のしみたこんにゃくレシピ

おでん

材料 (4人分)
■ おでんつゆ
水 1200ml
みりん 大さじ2
しょうゆ 大さじ1
塩 小さじ1
本だし 大さじ1
塩昆布 山盛り大さじ1
切り出し昆布 4枚

■ おでんの具
大根(大) 1/2本
卵 4個
板こんにゃく 1枚
じゃがいも(大) 2個
練りもの お好みで
油揚げ お好みで
厚揚げ お好みで

作り方:
1)塩昆布は後で取り出せるよう、お茶パックに入れます。
2)大根は米のとぎ汁で下ゆでします。ゆで汁が沸騰したら中火で10分、水で洗ってザルにあげます。
3)ゆで卵を作ります。小鍋に卵がかぶるくらいの水を入れ火にかけ沸騰したら10分で火を止め水で冷やし皮をむきます。
4)こんにゃくは軽く麺棒で上から叩いたあと、1センチ幅に切ります。
5)こんにゃくの真ん中に切り込みを入れ、そこから半分を切りこみの中にくぐらせねじりこんにゃくにします。
6)厚揚げ、油揚げ類も下処理として熱湯を回しかけます。
7)大なべにおでんつゆの材料と大根、卵、こんにゃくを火にかけます。
8)沸騰したら中火に落し10分火にかけます。
9)その間にじゃがいもの皮をむき1/2の大きさに切ったら煮崩れ防止のため、10分ほど水につけておきます。
10)鍋にじゃがいもを加えさらに20分、火にかけます。
11)油揚げ、厚揚げ、練り物を加え、弱火で10分たったら火を止め塩昆布を取り出します。

コツ・ポイント:
米のとぎ汁はなかったら普通のお水でも大丈夫です。

大根とこんにゃくの豚こま煮込み

材料:2人分
豚こま肉 200gg
こんにゃく 1枚
大根 1/3本
ほんだし 小さじ1
しょうゆ 大さじ3
砂糖 大さじ3
酒 大さじ3
味噌 大さじ3
しょうが(チューブ) 大さじ1
にんにく(チューブ) 大さじ1
万能ねぎ 適量
七味 少々
サラダオイル 大さじ1

作り方:
1)大根は皮を剥いていちょう切りにします。
2)豚こま肉は一口大の大きさに切ります。
3)こんにゃくを上から麺棒でたたいたあと、スプーンで一口大にこそいで切ります。
4)フライパンに油をひき、豚こま肉を炒めます。
5)こんにゃく、大根をくわえ、材料が隠れるくらいの水を入れて火にかけます。
8)沸騰したら弱火に落し、アクをすくってからほんだし、しょうゆ、砂糖、酒みりん、味噌を加え汁がトロトロのひたひたになるまで40~50分弱火で煮込みます。
9)皿にうつしたっぷりのねぎと七味をかけたら完成です。

コツ・ポイント:
※七味はなかったら省略で構いません。
※あっさり仕上げたいときにはにんにくは省略で構いません。

こんにゃくのピリ辛炒め

材料:2人分
こんにゃく 1枚
輪切り唐辛子 5~6粒
みりん 大さじ1
砂糖 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
酒 大さじ1
サラダオイル 大さじ1

作り方:
1)こんにゃくを上から麺棒でたたいたあと、スプーンで一口大にこそいで切ります。
2)フライパンに熱湯をわかし、こんにゃくをいれ、お湯が再び沸騰したらざるにあげてよく水気を切ります。
3)中火でフライパンにオイルをひき、こんにゃくを炒めます。
4)水気がとれて焼き色がついたら輪切り唐辛子、みりん、砂糖、しょうゆ、酒をくわえ汁気が無くなるまで炒めます。
5)皿に移して完成です。

まとめ:

いかがでしたか?こんにゃくは使う前に麺棒で叩くと、ふにゃふにゃになって味が染みやすくなります。ぜひ試してみてください。