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たけのこの旬は4月から5月。
八百屋さんの棚に皮付きのたけのこがゴロゴロと並べられているのを見ると、さぁ、今年もたけのこの季節がやってきたぞ!ってワクワクします。
昔は私もあく抜きが面倒で、あく抜き済みのパックに入ったたけのこを買っていたんです。
皮付きのたけのこは、ちょっと私には敷居が高い気がして。
でも、たけのこがすごく安かった年に、この安さなら失敗しても構わない!と思って皮つきのたけのこを買ってきて自分であく抜きして調理してみたら、こんなたけのこ食べたことない!ってくらい美味しくて。
皮付きのものを買ってきて自分であく抜きしたたけのこって、アク抜き済みでパックに入っているたけのことは比べ物にならないほどおいしいんです。
むしろ、すでに違う食べ物!!!
ということで、以来、わが家ではたけのこは皮付きを買ってきて自分であく抜きをして食べる食べ物になりました。
あく抜きも大変なのは皮つきのたけのこが入るサイズの鍋を用意するのがたいへんなだけで、鍋さえあれば、他の野菜のあくとりと基本的にはやることは一緒なんです。
今回は、そんなたけのこの基本のあくとりの方法からご説明しましょう。

基本のたけのこのあく抜き

まず、あく抜きに使う材料ですが、たけのこの場合、大きくわけて、3つ。
1)米ぬか
2)米のとぎ汁
3)重曹
この3つにわかれるかと思います。
米ぬかは以前なら、八百屋さんでたけのこを皮つきで買ったらかならずサービスでつけてくれました。
スーパーでも、たけのこコーナーの隅に、「おひとりさまひとつ」なんてポップと共によく置いてあったんですが、最近ではつけてくれない店や、別料金のお店も増えてきました。
重曹は、たまに掃除用ではなくちゃんと炊事用につかえる重曹を常備しているご家庭もあるとは思うのです。
ですが、過半数かというと、やはり常備しているご家庭は料理が好きなご家庭に限られるかと思うのです。
ちなみに我が家はあります。だから、重曹でたけのこをあく抜きすることもあるんですが、重曹を使うと、たけのこに重曹の匂いが移っちゃうというデメリットの他に、妙にたけのこが黄色く染まってしまうんです(味は問題ありません)。
だから今回は、米のとぎ汁をつかったあく抜きの方法を説明したいと思います。

たけのこのあく抜き方法

1)皮を2、3枚はがします。
2)根元部分の、紫のイボイボ部分を包丁で削ぎ落します。
3)たけのこの穂先を斜めにカットし、切り落とします。
4)穂先側から、少しだけ縦に切り込みを入れます。
5)たけのこがすっぽり入る大きさの鍋に筍とたけのこがかぶるくらいの米のとぎ汁をいれ火にかけます。
※たけのこが大きい場合、米のとぎ汁の他に、お米をひとつまみ加えて下さい。
6)強火で沸騰したら吹きこぼれないよう、弱火~中火に落します(浮いているアクはそのままで大丈夫です)。
7)落し蓋で1時間ほど煮て、お尻側から竹串を刺してみて、すっと通ったら火を止めます。
8)そのまま完全に冷めるまで、鍋のなかにたけのこをいれたまま寝かせます。

見出し:たけのこ一本丸ごとレシピ

たけのこのブロシェット

材料:2人分
たけのこ  200g
オリーブオイル 大さじ1
にんにく(チューブ) 大さじ1
ミル引き岩塩 少々
ミル引き黒コショウ 少々
ローズマリー 少々

作り方:
1)200度のオーブンを30分で予熱開始します。
2)たけのこは縦に半分に切り、さらにその半分を縦半分、大きい場合はさらにそれを半分に切ります。
3)串にたけのこを刺します。
4)小皿にオリーブオイルとにんにくを混ぜ合わせます。
5)オーブン皿に串をならべ、串に4をスプーンか刷毛で塗りつけます。
6)その上からミル引き岩塩、黒コショウ、ローズマリーをかけます。
7)200度のオーブンを30分で焼きます。
8)皿に移して上からドライパセリをかけたら完成です。
9)お好みで粒マスタード、ホースラディッシュをつけてお召し上がりください。

コツ・ポイント:
火加減と時間はそれぞれのご家庭の魚焼きグリルにより調整してください。
切るときに完全に皮を剥いてしまうのではなく、あえて2、3枚皮を残して焼くと、ワイルドみが増してダイナミックなご馳走になるのでおススメです。

たけのこの炊き込みご飯


材料:2人分
米 2合
ツナ缶(小) 1缶
しめじ 1袋
油揚げ 1枚
ほんだし(顆粒) 小さじ1
酒 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1
砂糖 大さじ1
塩 1/2

作り方:
1)米はざるで研いで水を切ります。
2)たけのこはあく抜きのあといちょう切りにします。
4)ツナは油を切ってほぐします。
5)しめじは石づきをとってバラバラにほぐします。
6)油揚げは横半分に切って細切りにします。
7)炊飯器に米と調味料をいれて混ぜ合わせ、2合のメモリまで水を足します。
8)具材を入れ、軽くまぜあわせます。
9)炊きあがったらよく混ぜて10分蒸らします。
10)器に移して完成です。

コツ・ポイント:
あれば人参やこんにゃくなども加えるとおいしいです。

まとめ
いかがでしたか?
今回は丸ごと使いきりたけのこレシピをお送りしました。
たけのこを選ぶときのコツは、切り口が乾いていないみずみずしいもの、そして持ってみてずっしりと重いもの。
このふたつを気を付けていれば、まず外れはないかと思います。
これからのたけのこのシーズンに、ぜひ参考にしてみてください。

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