今日は出来る限り平日にラクがしたい、さといものやりくりレシピをご紹介します。
さといもって、ねっとりホクホクしてて独特のおいしさがありますよね。家族もさといもが大好きで、いっしょに買いものに行って八百屋で売ってるのをみると、さといも食べたい!ってすぐにねだられるんですが――――でもですよ。さといもかぁ……って躊躇することありません?
いやいやいや。誤解しないで欲しいんですが、私だってさといもは大好きだし食べたいんですよ!?
でも、さといもってじゃがいもやさつまいもと違って下処理がかなり面倒で時間もかかるし、しかも扱っていると手がかゆくなるし、だから平日の晩に気軽に食べたい!なんて言われても、なかなかオッケー!とは言いづらいんだよー!!!
……ってことで、いつも家族にさといもが食べたいとねだられた時は、ゆっくり調理の時間がとれる週末まで待ってもらっていたんですが、茹でたさといもは、冷凍保存が可能!しかも冷凍しても、特に味も落ちないし、食感も変わらない!と覚えてから、この問題は解決しました。
つまりお休みの日にいっぺんに一袋丸ごと下処理まで済ませて、一回使用分ずつに小分けで冷凍保存しておけばいいんです。そうすれば、一回ごとの面倒な下処理や手のかゆみとはおさらば!ほかの食材と同じように、チョチョイと味をつけて揚げたり焼いたりオーブンにつっこんでやるだけであっというまにおいしいおうちごはんの完成です。
かゆいのも下処理の時、酢水か塩水を使ってやれば、ほとんどかゆみを感じずに済みます。そんな、面倒だけど、手間暇かけた分だけちゃんとおいしくなるさといもの下処理の方法からまずはご紹介します。
さといもの下処理
1)水を張ったボールに酢、もしくは塩をいれてから、ボ―ルの中でたわしを使ってさといもをよく洗います。
2)さといもの両端を切り落し、皮を剥き、大きさをそろえ一口大に切ります。
3)ざるに切ったさといもを入れ、上から塩を振り、よくもみ込みます。
4)さといも同士を擦り合わせながら流水で塩とぬめりを洗い流します。
5)なべにさといもをいれ、さといもがかぶるくらい水を入れたら強火にかけます。
※この時、あれば米のとぎ汁をつかうとさといもの変色が防げます。
6)沸騰したら火を弱め、2~3分茹でます。
※この時、鍋が小さかったり浅かったりすると吹きこぼれるので注意してください。
7)ざるにあげて、ぬめりがとれるまで流水でしっかり洗い落とします。
8)粗熱をとり、1回ぶんずつをジップロックに小分けにします。
※参考までに、我が家の1回分の目安は200g。それでさといもの小鉢が2人分作れる感じです。
こうして1回分ずつ冷凍しておけば、使いたいときにサッと取り出してさといもグラタンやさといもコロッケ、さといもフライなどに使えます。
ですが、さといもは煮っころがしにしてから冷凍することも可能です。
だから私のおすすめは、一度に大量に下茹でまで済ませたら、半分はそこで冷凍、もう半分は煮っころがしにしてから冷凍する方法です。
そうしておくと、煮っころがしのほうは、解凍するだけですぐ食べられるうえ、なんと味のついているこれを、さといもコロッケやさといもフライに使っても味が染みていて絶品なんです!
さといもの煮っころがしレシピ
材料:4人分
さといも 400g
しょうゆ 大さじ2
砂糖 大さじ2
みりん 大さじ1
酒 大さじ1
だしの素(顆粒) 小さじ1
水 100cc
作り方:
1)下処理まですませたさといもを用意します。
2)鍋にさといもと調味料、水、だしの素を加えて火にかけます。
3)沸騰したら火を弱め落し蓋をし、弱~中火でこげないよう時々様子を見ながら煮汁がなくなるまで15~20分程度煮込みます。
4)粗熱がとれたら完成です。
まとめ:
冷凍庫にいれておけば、1カ月は保存可能です。
さといもは美味しいけど、下処理が面倒だからなぁなんて尻込みするのはもったいない!
こうやって面倒なことは週末にまとめてやっておいて、平日は簡単!早い!美味しいライフを満喫してください。
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